旧下馬校舎取り壊しと下馬校舎についての講演会

附属小学校が昭和11年から昭和32年まで使用し,現在は放送大学が所有し,その東京世田谷学習センターとなっている懐かしの下馬校舎が来年3月に取り壊されることになりました。これに伴い,放送大学学習センターも移転し,跡地は国に返還されることになっています。
今年(1911年)の同窓会報「藤棚」でお知らせした10月8日の下馬校舎の見学会は約80名の参加を得て開催されましたが,このニュースは藤棚を発送する直前にもたらされたため,見学会の前に広く同窓生の方にお知らせできなかったのは残念です。

放送大学世田谷学習センターでは移転に当たり,歴史ある校舎を偲ぶため,11月3日(木)の同校の学園祭(下馬祭)の一環として次のような特別講演を行います。先着80名ですが,どなたでも参加できます。

特別講演会 対談「本センターの歴史と建物」
東京工業大学教授 藤岡洋保(建築史) VS センター長 秋鹿研一
日時:11月3日(木) 11時〜12時
会場:下馬校舎 3−1講義室

また,同日3階の和室(旧裁縫室)にて12:30よりお茶会(茶道宗徧流教授によるお点前)があります。参加無料/先着80名

なお,この日以外にも,一目校舎を見ておきたいと学習センターを見に行かれることも可能ですが,土曜,日曜も授業が行われていますので(月曜,祝日は閉 所),大学,学生さんに迷惑をかけないように十分ご注意下さい。1月下旬からは試験が始まり,試験が終わり次第工事が始まるようですので見学をするなら年 内として下さい。また,何人かでまとまって行かれる場合は,あらかじめ学習センターの事務に連絡してからが望ましいと思います。

(この件に関しては附属小学校に問い合わせることのないようにしてください。)